人物
カラクソス
別名: Χάραξος
サッフォーの兄、海の商人。ヘロドトスによれば、レスボスの葡萄酒をエジプトへ運び、そこで遊女ロドピスを蕩尽して請け出し、サッフォーは詩でそれをあざけったという。兄弟の詩は彼の帰郷を待つことを軸に回る。
読解の注記
- 兄弟の歌とキュプリスの歌 §brothers カラクソス
サッポーの兄、海の商人。ヘロドトス(二・一三五)によれば、レスボスの葡萄酒をエジプトへ運び、かの地で遊女ロドピスを高くついた身代金で身請けし、そのことをサッポーに詩のなかで嘲られた。ここでは彼の名が詩を縁取る——口の端にのぼるのはその帰郷であり、祈られるのはその船である。