地名
サルディス
別名: Σάρδεις, Σαρδ-
リュディアの都、レスボスから海を隔てた向かい――断片96の女が去った内陸の大都市。その奢侈とその遠さがともに詩のなかにある。彼女はリュディアの女たちのなかで輝き、夜はその叫びを海のかなたへと運び返す。
読解の注記
- 第五巻断片 §96 サルデ[ィス
リュディアの都。詩の冒頭にはΣΑΡΔの四文字だけが残る(ブラースは校合記録で「サルディスから」と補った)が、それが不在の女の居場所を定める。海峡を越え、はるか内陸の、ギリシア東方の後背地でもっとも富んだ都市に。